Agri


 稲の起源は、インド説、中国西南部の雲南説、中国南部説など様々ありますが、現在のところ最初の栽培型が成立されたのは、東南アジアの丘陵地帯であるとされています。その後、各地で稲作文化を形成しながら伝播し今日に至りました。
 日本へは縄文時代後期に、中国大陸から朝鮮半島経由で伝わったなど諸説があります。
 「米」の文字は稲穂を形どっていると言われています。また、「八十八」をひとまとめにしたという説もあります。これは、現在除草剤・農業機械などが投入されるようになり省力化が進んでいますが、昔は米作りに“八十八回手が掛かる”といわれていたことから来ています。農家のお米に対する愛情と苦労の歴史が偲ばれます。

 健康でいきいきとした生活を送るためには、様々な栄養素がバランス良く摂れる食事をすることが大切です。主食のご飯は、体を動かすエネルギーになる糖質だけでなく、たんぱく質やカルシウム、ビタミンも含む理想的な食品です。これにたんぱく質を多く含む味噌汁、おかずには季節ごとに変わる様々な魚や野菜が並ぶので、栄養バランスが取れます。また、洋風のおかずにも良く合うのでメニューが豊富です。
 体を成長させ、健康でいるためには多種類の食品を少しずつ取るのが一番。それには日本型の朝ご飯が適しています。また、成人病や、満腹感が長続きするのでダイエットに役立ち、間食を防ぐこともできます。

 おいしいお米かどうかは、1.品種、2.栽培方法、3.貯蔵法によります。品質面だけを考えれば、白米の場合、米粒が揃っていて透明感があり砕米や着色米がないことです。しかし、長年お米に携わっているプロの方でも外見だけで食味を判断するのは困難なようです。
 そこで注目したいのが品質表示です。表示内容を確認し、特に精米年月日の新しいものがおすすめです。しかし、大切なことは自分の舌で確かめて自分に合った品種、生産地、生産者を選ぶことです。
 保管する場合は、米びつに入れ風通しが良く、日の当たらない涼しい場所で保管するのが理想的です。精米したての温かいお米は一度袋から出し、冷ましてから入れます。また、お米を買いかえるたびに中を濡れ雑巾で拭き、乾燥させると虫がわくのを防ぐことができます。

 管内で栽培している水稲の主要品種は、極早生種の「コシヒカリ」、早生種の「祭り晴」、「あさひの夢」、中生種の「あいちのかおり」「葵の風」などです。
 近年は米の需給動向に合わせ、安心、安全を念頭に置き、有機減農薬栽培の特別栽培米の「コシヒカリ」を音羽地区を中心に作付けし、消費者と顔の見えるつながりを大切にしています。また、減農薬栽培米の「祭り晴」「あいちのかおり」などの拡大により、地元のおいしいお米作りを目指しています。
 収穫時期は「コシヒカリ」が9月上旬、「祭り晴」「あさひの夢」が9月下旬、「あいちのかおり」が10月下旬です。
■生産農家4,661戸、栽培面積1,155ha、年間販売数量1,260t(21,000俵)、
 販売金額2億9千万円。




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