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メロンの栽培には古い歴史があり、原産地は北アフリカが有力な説と言われています。紀元前に日本上陸を果したのが、東洋のメロンすなわちマクワウリです。しかし、現在のように普及し始めたのは、明治30年代。ヨーロッパから温室メロン(マスクメロン)が導入され、昭和初期には高級な果物として定着しました。
マスクとは麝香(じゃこう)の意味で、その香りの素晴らしさから名付けられました。フルーツの中でも最高級とされ、栽培にも高度な技術が必要で1株に1個ずつしか実らせません。ですから価格も高いものになるわけです。
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メロンは90%から95%が水分です。ビタミンCが比較的多く、果肉がオレンジ色のものは、ビタミンAを含んでいます。品種によっても違いますが、カリウムはリンゴの3倍、カロチンはブロッコリーを上回ると言われています。主成分は、糖質の果糖・ブドウ糖、ショ糖で、これらは吸収が早く、朝食に食べると、即効性の活力源になります。また、喉の渇きを止め、食欲を増進させてくれますし、夏バテにも良いようです。
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マスクメロンは、皮よりも中味のほうが速いスピードで成長するため、皮に強い圧力がかかり表皮がはじけてたくさんのひび割れができます。この網目はその部分が固まることによってできます。網目によって栽培経過が分かり、果肉味の判断もできます。ちなみに、形が良く網目が縦横均一にバランスよく太くしっかりしているものほどおいしいメロンといえます。
また、メロンには「追熟」の性質があり、収穫後に、なめらかな口あたりと香りが出てきます。花落ち(底)の部分が柔らかくなると食べ頃です。買ってすぐ冷蔵庫に入れずに室温(25℃)で完熟するのを待ち、食べる数時間前に冷蔵庫で冷やすのがおいしい食べ方です。食べ頃の時期を外すと追熟が進み、果肉がくずれて味も落ちてしまいます。
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管内における温室メロンはアールス系の品種で、「雅春冬」、「雅夏系」、「クレスト春秋」が主力品目。いずれも果実が球形で大玉、果皮は灰白色、ネットの盛り上がりが良く見た目にも美しいメロンです。果肉は、黄緑色でアールス特有の風味を持ち、とろけるような肉質で食味も良好です。周年栽培なので年中出荷されていますが、7月から8月が出荷のピークとなります。 |
■生産農家81戸、栽培面積31ha、年間販売数量750t(90,000ケース)、
年間販売数量3億1千万円。
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