Agri


 日本にニワトリが持ち込まれたのは古く、「日本書紀」の天の岩屋戸の話にも長鳴鳥の記述がみられます。しかしながら、卵を食用としたのは江戸時代の1695年に出版された「本朝食艦」にゆで卵、卵焼き、卵酒などの料理が記載されているのが最初の正確な記録と言われています。
 今日のように食べるようになったのは昭和30年代になってからです。食用として流通しているのは、鶏卵、鶉卵、アヒル卵があります。愛知は全国で第2位の生産地。一人当たりの消費量は、年間320個。イスラエルに次いで世界第2位です。日本人にとっていかに身近な食べ物かということがうかがえます。

 卵は栄養的に見るとビタミンCを除く、すべての栄養素をバランス良くあわせもった完全栄養食品です。それは、卵黄、卵白に含まれているたんぱく質の構成アミノ酸バランスが、生物の体を構成している、筋肉のアミノ酸バランスに近いことによります。
 脂質、リン、カルシウム、鉄分、無機質、ビタミンA、B1、B2、D、E、K、などのビタミンもたっぷり含まれています。これだけ栄養的に優れた食品は、牛乳を除いては類をみません。すべての栄養成分が微妙なバランスで含まれ、ガン、脳卒中、骨粗鬆症など成人病予防にも役立つと言われています。白身も黄身もきちんと食べるようにしましょう。

 よく表面がざらざらしていると新しいと言われますが、パックの上から新鮮なのか、おいしい卵なのかを選ぶことは現状では無理があります。現在では、賞味期間、産卵日、パック日などを記載することは自由とされています。そのため、新鮮な卵なのかどうかは分かりません。したがって、品まわりの良い店で産地が明確な新しい卵を買うようにしましょう。
 卵の保存は一般的には購入後冷蔵庫に保管されますが、賞味期間としては2〜3週間が目安です。しかし、生鮮食品なので新鮮なうちに使用するのが一番です。

 「安全」「安心」「美味」をモットーに、新鮮な卵を消費者の皆様にお届けするため、(有)ひまわり鶏卵GPセンターを核とした養鶏部会が活動しています。「健康たまご」をはじめ、「きみ元気」「健康美人」「純系名古屋コーチンたまご」「ひまわりたまご」と、消費者の皆様の要望に合わせたブランドづくりに取り組んでいます。
 「健康たまご」は指定農場で健康な若鶏から産まれた卵。「きみ元気」は、優れた若鶏から産まれた黄身の濃さと盛り上がりが違う卵。「健康美人」は効酸力に優れたアスタキサンチンが含まれていて傷みにくく黄身が濃く盛り上がった卵。「純系名古屋コーチンたまご」は、名古屋で生まれた「名古屋コーチン卵」の純系で昔ながらのおいしさのある珍しい桜色の卵。そして、「ひまわりたまご」は(有)ひまわり鶏卵おすすめの新鮮卵です。
■生産農家14戸、採卵鶏飼養羽数35万羽、
 年間鶏卵生産量5,000t(約8,200万個)、年間販売金額9億円。




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