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紀元前5世紀以前にすでに存在したと言われるイチジク。果物の中でも歴史が古く、エジプトでは第12王朝時代(紀元前2400〜2200)の彫刻にすでに見られました。
「禁断の木の実を食べたアダムとイブがイチジクの葉をつないで腰に巻いた」と『旧約聖書』の「創世記」に記されています。ローマでは、酒神バッカスがイチジクの木に多くの実をつける栽培方法を教えたということから『多産』のシンボルにもなっているそうです。
イチジクの原産はアラビア南部、または、小アジアと言われています。栽培品種にはカプリ系、スミルナ系、普通系(ミッション系)、サンペドロ系の4系統があり、日本では、受粉しなくても果実が発育する普通系だけが栽培されています。
日本には、江戸時代の寛永年間(1624〜1644)にポルトガル人によって長崎に伝えられ蓬來柿と呼ばれました。現在愛知県で栽培されている品種は「桝井ドーフィン」。明治42年に桝井光次郎氏がアメリカから導入したことからこの名前がついています。
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イチジクは、ミネラルを多く含むアルカリ性食品です。ミネラルとは無機質のことで、繊維質、ビタミン、カルシウムなど人間の身体の生理作用に極めて重要な働きをします。イチジクの白い乳汁にはたん白質分解酵素、ペクチンがあり、乾果にはカルシウム、リン、カリウムが多く含まれています。また、イチジクの果汁から抽出した抗ガン物質「ベストアルデヒド」はガンに効果的だと言われ、研究が進められています。
血液をきれいにし、美容にも効果を発揮し、胃腸病にも効能があるといわれるイチジク。からだが喜ぶおいしい優等生です。
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やわらかく、手で持って重量感があるものを選びましょう。通常、買った日から2日ぐらいが食べ頃です。冷蔵庫で保管すれば、冷たくておいしく、腐敗も少なくなるので、購入したらすぐに冷蔵庫に入れましょう。
食べ方は、生でも加工でもおいしく食べられます。煮たり、ワイン漬けなどの時間がないときは、スライスしたものを凍らせ練乳などをかけるのも手軽な食べ方です。
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ひまわり管内では、米やみかんに替わる作物として昭和49年に御津町で栽培が始まりました。当初は転作対応で急拡大したものの、かぶれなどの作業適性の問題や、天候に左右されるなど安定した収益が得られず生産農家も減少を続けました。
このような状況の中、昭和52年には施設栽培に取組みましたが、全国に先駆けた施設栽培にお手本はなく、手探りで独自の栽培技術を確立して行きました。その後、業務用食材としての出荷適期を見つけるなどの手法を完成させ、他にない業務用を中心とする生産・販売対応のできるイチジク産地となっています。
現在では、栽培者数とともに面積も増加し、平成9年度には名誉ある「第27回日本農業賞 大賞」を受賞することができました。
主な栽培品種は、大玉で糖度も高い「桝井ドーフィン」(先が割れない特徴)で、収穫時期はハウスの場合4月から8月まで、露地の場合8月から11月です。 |
■生産農家88戸、栽培面積ハウス6.6ha・露地3.8ha、
年間販売数量800,000パック 年間販売金額2億8千万円。
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